セルティック所属の日本代表FW前田大然に、新たな移籍先候補が浮上した。同選手にはプレミアリーグ(イングランド1部)サウサンプトンからの関心が報じられているが、イングランドの他クラブからも熱視線を注がれている。
英メディア『The 72』は、イングランド2部ワトフォードの前線事情を特集。セネガル代表FWイスマイラ・サールにマンチェスター・ユナイテッド、リバプール、アストン・ビラなど複数クラブが関心を寄せていることを伝えた上で、サールの後釜候補としてFWジョーダン・モリス(シアトル・サウンダーズFC)、FWオマリ・ハッチンソン(チェルシー)、前田を挙げている。
そして前田については、「前田はワトフォードにとって魅力的なオプションだ。彼は今季ここまで全コンペティションで10ゴール、6アシストを記録。前線でコンスタントにプレーしている」と解説。
「彼は日本代表の一員として、カタールW杯の舞台でも得点も挙げている。国境を越えてイングランドでのキャリアを求めて戦うことを納得させることができるだろう」と、同選手が移籍を望んでいると予想した。
前田の去就については、今年1月中旬のセルティック公式戦をサウサンプトンのスカウト陣が視察したと伝えられている。また英紙『グラスゴー・タイムズ』は今月上旬、サウサンプトンが依然として前田の獲得を狙っていると報道。今月の公式戦でも再びスカウト陣を派遣するなど、同選手への関心を強めているという。
なおワトフォードは昨季、プレミアリーグで19位に終わり2部へ降格。今季ここまで2部リーグで14勝13分11敗と、昇格プレーオフ圏内の6位ミルウォールから5ポイント差の10位につけている。
コメントランキング