横浜FMvs鹿島:試合展開
畠中と角田の2センターバックによるボール運搬が冴え渡り、GK一森純も落ち着いたボール捌きを見せたことで、横浜FMが試合を掌握。後半11分にホームチームが自陣左サイドからのパスワークで鹿島の守備網を掻い潜り、FWエウベルのラストパスを受けたDF松原健がミドルシュートを突き刺す。同17分には喜田の右サイドからのクロスが、鹿島DF常本佳吾のオウンゴールを誘った。
鹿島は後半23分にMF松村優太のクロスに反応した鈴木がゴールを挙げたものの、反撃もここまで。ハイプレスを空転させられたアウェイチームが、今季のリーグ戦2敗目を喫している。前線からの守備のバリエーションを増やし、練度を高めることが、2016年を最後にリーグタイトルから遠ざかり、クラブOBの岩政大樹監督のもとで新たな歴史を築こうとしている鹿島の当面の課題となりそうだ。
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