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板倉滉、久保建英所属ソシエダの獲得候補に!移籍金17億円以上で争奪戦か

板倉滉 写真:Getty Images

 ブンデスリーガ(ドイツ1部)ボルシア・メンヒェングラートバッハ所属カタールW杯日本代表DF板倉滉に、レアル・ソシエダ移籍の可能性が浮上。MF久保建英との日本人コンビ結成が期待されるが、レアル・ソシエダ以外にも複数クラブが関心を寄せている。

 スペインメディア『El Gol Digital』の報道によると、レアル・ソシエダのロベルト・オラベSD(スポーツディレクター)はセンターバックを補強ポイントに挙げる中、板倉滉の獲得に向かうことでコーチングスタッフやクラブ幹部と合意したという。

 しかし『El Gol Digital』は、「レアル・ソシエダの板倉滉獲得は容易ではない。彼がブンデスリーガで活躍していることにより、レアル・ソシエダだけでなく、他の多くのクラブも関心を寄せている」とリポート。

 同選手の市場価値が1200万ユーロ(約17億2000万円)であることを伝えた上で、「彼とボルシア・メンヒェングラートバッハは2026年6月までの契約を結んでいる。高額の移籍金を支払わなければならない。だがオラベSDは大きな可能性を秘めた選手であることを理解しているため、彼をレアル・ソシエダのプロジェクトに組み込むための努力を惜しまないだろう」と綴っている。

 また『El Gol Digital』は、オラベSDが板倉滉をリストアップした理由のひとつにユーティリティ性があると説明。「板倉滉はセンターバックだけでなく、ボランチでのプレー可能だ。空中戦での守備が得意な選手でもあるので、強靭なフィジカルに加えてすべてが優れている」と、同選手の特徴を説明している。

 なお板倉滉は昨年7月、マンチェスター・シティからボルシア・メンヒェングラートバッハへ移籍金500万ユーロ(約7億円)により完全移籍。昨年9月からカタールW杯開幕直前まで負傷離脱も、シーズン後半戦はリーグ戦全試合で先発出場している。