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斉藤光毅がオランダ1部残留?スパルタがレンタル移籍期間延長オファーか

斉藤光毅 写真:Getty Images

 かつて横浜FCに在籍していたU21日本代表FW斉藤光毅は、現在ベルギー2部ロンメルSKからスパルタ・ロッテルダムへレンタル移籍中。今月11日のオランダ1部リーグ戦で今季3ゴール目をあげるなど好調を維持する中、スパルタ・ロッテルダムが同選手のレンタル移籍期間延長にむけて動いているようだ。

 同選手は今季、コンディション不良により開幕から出遅れたものの、徐々に出場機会を確保。今月5日のエールディビジ第24節・エクセルシオール戦でゴールを決めると、11日のフィテッセ戦では1-1で迎えた45分に鮮やかなダイクレトボレーから逆転ゴールをマーク。地元メディアからマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されるなど、高い評価を受けている。

 シーズン終盤になって調子を上げていた斉藤光毅だが、スパルタ・ロッテルダムへのレンタル移籍期間は2022/23シーズン終了後の今年6月末までとなっている。

 そんな中、オランダメディア『VOETBAL』はフィテッセ戦後に「スパルタ・ロッテルダムは斉藤光毅をもう1年引き留めようとしている」と報道。スパルタ・ロッテルダムはすでにロンメルSKに対して、レンタル移籍期間の延長を打診しており、現在は返事を待っている段階だという。

 またスパルタ・ロッテルダムのモーリス・スタイン監督は試合後、『VOETBAL』のインタビューにおいて「我々はもちろん、斉藤光毅本人ももう1年ここでプレーしたいと思っている。ロンメルSK次第だが、早く決着することを望んでいる」

 「ロンメルSKは彼がここで良い感じに成長していること、より多くのゴールを決めていることを理解しているだろう。ぜひ来季も彼と一緒に過ごしたい」とコメントを残している。