Jリーグ 徳島ヴォルティス

徳島カカが母国復帰に興味?レンタル移籍のオファー拒否・2億円要求も…

カカ 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグ・徳島ヴォルティスは、ブラジル国内の複数クラブから届いたDFカカの獲得オファーを拒否。しかし選手本人が母国復帰を検討している可能性があるようだ。

 カカは2021年2月にクルゼイロから徳島ヴォルティスへ完全移籍。来日1年目からセンターバックの主力選手として活躍しており、今季もJ2開幕戦から3試合つづけてフル出場している。またブラジル国内では同選手と徳島ヴォルティスの契約内容について「4年総額200万ドル(獲得当時約2億3000万円)、500万ドル(獲得当時約5億7600万円)の契約解除条項の付帯」と伝えられている。

 ブラジルのラジオ局『Radio Itatiaia』は今月はじめ、カカに対する古巣クルゼイロからの関心を報道。ブラジルメディア『Gremistas』は、ブラジル1部グレミオが買い取りオプション付き1年レンタルによるオファーを徳島ヴォルティスから却下されたと伝えている。

 また徳島ヴォルティスはグレミオのみならず、アトレチコ・ゴイアニエンセやサンパウロからのオファーも拒否したとのこと。移籍金として200万ドル以上を要求している一方、『Gremistas』は「カカ本人はブラジルサッカー界への復帰に興味を示している」と綴っている。

 なおグレミオは昨季終了後、元FC東京所属選手のDFブルーノ・ウヴィニをはじめ複数のディフェンダーを獲得。ただクラブは依然として守備陣の強化を目指しており、カカも獲得候補にリストアップしているという。