Jリーグ アルビレックス新潟

新潟・早川史哉の福岡戦フェアプレーに反響「ビハインドでも急がずに…」

早川史哉 写真:Getty Images

 アルビレックス新潟所属DF早川史哉は今月8日、YBCルヴァンカップ・グループステージ開幕節のアビスパ福岡戦でフル出場。アビスパ福岡所属DF森山公弥に対するフェアプレーが話題を呼んでいる。

 森山公弥はキャプテンマークを巻いて先発出場。1-0とリードの後半途中に左足のスパイクが脱げてもプレーを続けていたが、プレーが止まった時に主審に対してスパイクが脱げていることをアピールする。

 すると早川史哉がセンターサークル付近に転がっていたスパイクを拾い、丁寧に靴紐を緩めた上で森山公弥に渡す。森山公弥がスパイクを履き直してプレー再開となった。

 この一連のシーンは、ツイッター上で瞬く間に拡散。両クラブのサポーターやJリーグファンから「好き以外の言葉が出てこない」、「早川史哉の人柄の良さが滲み出てる場面」、「常に周囲に気を配っている」、「何がいいって、0-1負けてる状況で急ぎたい気持ちあるだろうけどゆっくり丁寧にする人柄の良さよ」と早川史哉への称賛が数多く寄せられている。

 なおアルビレックス新潟はアビスパ福岡戦で0-1と敗れている。急性白血病という困難を乗り越えたことで注目を集めている早川史哉だが、またひとつフェアプレーで称賛を浴びている。