ブンデスリーガ(ドイツ1部)SCフライブルク所属の日本代表MF堂安律が、過去のユベントス移籍報道に言及。今月9日開催のUEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16の対戦相手であるユベントスの印象も語っている。
堂安律はオランダ1部PSVアイントホーフェン在籍時の2019年12月、ユベントスからの関心が報じられていたもののPSVに残留。2020年のアルミニア・ビーレフェルト移籍でブンデスリーガの舞台を経験すると、昨年7月にPSVからSCフライブルクへ完全移籍。加入1年目から右サイドでレギュラーに定着している。
そんな堂安律は今月8日の会見にて「2019年にユベントスが僕に関心を寄せていたことは把握していますが、今はフライブルクでのプレーに集中しています」と、実際にユベントス移籍の可能性があったことを告白。
今のユベントスの印象を聞かれると、「アンヘル・ディ・マリアは素晴らしい選手ですけど、彼だけではありません。ユベントスには素晴らしい選手がたくさんいますし、全員に注意を払う必要があります」と、警戒感を強めている。
そのユベントスは今年1月20日、過去の選手移籍に関する不正会計操作があったとして「セリエAでの勝ち点15のはく奪」という処分を科されている。
この処分について堂安律は「彼らに対する(勝ち点はく奪の)制裁については、僕たちが考えることではありません」とバッサリ。「僕たちはユベントスの置かれている状況を理解しています。彼らは来年もUEFAチャンピオンズリーグでプレーするために、UEFAヨーロッパリーグを制覇したいと考えているはずです」とコメントを残した。
なお堂安律はカタールW杯での活躍もあり、ミランやローマ、マンチェスター・シティなど複数クラブからの関心が報じられている。今季終了後のステップアップ移籍も期待されるだけに、強豪ユベントス相手に本来のパフォーマンスが発揮できるか注目が集まる。
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