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「堂安律は日本のメッシ」EL対戦相手ユベントスの要警戒選手に現地推奨

堂安律 写真:Getty Images

 ブンデスリーガ(ドイツ1部)SCフライブルク所属の日本代表MF堂安律は今月9日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・ユベントス戦に臨む。カタールW杯で活躍しただけに、イタリア国内では同選手に対する警戒感が強まっている。

 ユベントスの専門サイト『トゥット・ユーべ』は「ユベントス対SCフライブルク:“日本のメッシ”堂安律を警戒する必要がある」と見出しをうち、堂安律に着目。SCフライブルクでの活躍ぶりを紹介するとともに、「この日本代表選手はカタールW杯後、日本のマスコミによって“日本のメッシ”として英雄扱いを受けている」と綴っている。

 くわえて「彼のインスピレーション、突発的なプレー、スプリント、そして精度の高い左足は脅威」と、堂安律のプレースタイルを紹介。「ユベントスはサプライズを避けるために、この日本代表選手の動きを止めるための十分な賢さが必要だ」と、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督に対して「堂安律対策」を練るように求めた。

 堂安律は今季ここまでリーグ戦23試合の出場で2ゴール3アシストをマーク。カタールW杯では強豪ドイツ代表やスペイン代表から同点ゴールを奪っている。また先月26日のバイエル・レバークーゼン戦では体調不良により前半途中で交代。戦線離脱の可能性が心配されたが、今月4日のボルシア・メンヒェングラートバッハ戦では後半途中からピッチに立っていた。

 昨年12月以降はミランやローマ、マンチェスター・シティなど複数クラブからの関心が報じられているだけに、セリエA(イタリア1部)屈指の強豪相手に本来のパフォーマンスを発揮できるか注目が集まる。