セルティックで活躍する日本代表FW古橋亨梧の姿を見て、スコットランド1部でライバル関係にあるレンジャーズのサポーターや関係者が妬みを感じている。レンジャーズOBのクリス・ボイド氏が古橋亨梧とレンジャーズ所属FWアルフレッド・モレロスを比較。古巣クラブのストライカーを批判するとともに、古橋亨梧に高い評価を与えている。
古橋亨梧は今季ここまでリーグ戦で19ゴールをマーク。得点ランキング首位を走っているほか、先月26日のスコティッシュリーグカップ決勝・レンジャーズ戦でも2ゴールをあげ、チームに今季初タイトルをもたらしている。
一方、モレロスは2017年7月からレンジャーズでプレー。加入1年目にリーグ戦2桁ゴールをマークしたほか、2020/21シーズンには主力選手としてリーグ優勝に貢献。しかし今季はここまでリーグ戦10試合の先発出場で9ゴール5アシストと、序列低下が顕著となっている。
ボイド氏は今月はじめ、英メディア『スカイスポーツ』のインタビューにて「セルティックには古橋亨梧という毎週欠かさず自分自身の役割を果たす選手がいる。しかしレンジャーズのアルフレッド・モレロスはそういう選手ではない」と、両選手を比較。
モレロスとレンジャーズの契約が今季終了後に満了を迎えることを踏まえた上で、「モレロスの出番は終わったと思う。監督も彼に対しておそらくフラストレーションを溜めているだろう」とコメント。来季構想外であると主張するなど、モレロスに対して厳しい評価を下している。
レンジャーズはスコットランド1部リーグで21勝4分2敗。2位につけているものの、首位セルティックから9ポイント差をつけられている。スコティッシュリーグカップ優勝を逃しただけに、ボイド氏が古巣の現状に不満を募らせている。
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