G大阪クォン・ギョンウォンが中国移籍？アデミウソンとACL出場の可能性

　明治安田生命J1リーグ・ガンバ大阪所属の韓国代表DFクォン・ギョンウォンに、中国移籍の可能性が浮上。かつて横浜F・マリノスやガンバ大阪でプレーしていたブラジル人FWアデミウソンの所属クラブである武漢三鎮が、移籍先の有力候補に挙がっている。

　中国メディア『網易』は今月はじめに、「クォン・ギョンウォンは、中国国内の強豪クラブと1年間の契約延長オプションが盛り込まれた2年契約契約を結ぶ予定だ。ガンバ大阪との契約期間は残り1年を切っており、移籍金はそこまで高くない」と報道。

　同選手が2017シーズンから2年間にわたり天津天海で活躍していたことに触れた上で、「給与滞納をはじめ問題を抱えていない」、「強豪クラブという称号を受けられる」、「アジア枠が空いている」と移籍先候補の条件を挙げている。

　そしてこれらの条件を満たすクラブとして、武漢三鎮と上海海港を列挙。「上海海港が中国サッカー最高のセンターバック2名を擁している」とした上で、武漢三鎮への移籍を有力視している。

　武漢三鎮は2013年に設立。2021シーズンにアデミウソンの活躍もあり中国2部優勝を果たすと、2022シーズンは昇格クラブとしては異例ともいえる1部リーグ優勝、今季のAFCチャンピオンズリーグ出場権獲得という快挙を成し遂げている。

　なおクォン・ギョンウォンは天津天海や韓国1部・全北現代などをへて、昨年にガンバ大阪へ加入。韓国代表DFキム・ヨングォンの後釜として期待される中、昨季はJ1リーグで16試合に出場。今季はJ1開幕節・柏レイソル戦と第2節・サガン鳥栖戦でフル出場。ただ今月4日の第3節・ヴィッセル神戸はベンチ外だった。