2月24日~2月26日にかけて行われた、2023シーズン明治安田生命J1リーグの第2節。王者横浜F・マリノスは安定感を見せ開幕から2連勝。昨年惜しくもその横浜FMに届かなかった川崎フロンターレも、鹿島アントラーズ相手に劇的な逆転勝利を収めるなど、各地で白熱した試合が見られた。
ここでは、今J1第2節で活躍した選手たちをベストイレブン形式で紹介していく。
GK:ミッチェル・ランゲラック(名古屋グランパス)
開幕から2試合連続となる1-0での勝利を手にした名古屋グランパス。守備陣の奮闘が目立った試合の中でも、特に際立つ活躍をしたのがGKミッチェル・ランゲラックだ。至近距離からのシュートセーブなど、相手のエースであるFWパトリックを完全に止めて見せた活躍は、連勝に大きく貢献するものだったと言えよう。
DF:塩谷司(サンフレッチェ広島)
サンフレッチェ広島は今節、昇格組のアルビレックス新潟とホームで対戦。1-2と敗れる結果となったが、DF塩谷司を今節のベストイレブンから外すわけにはいかないだろう。広島はこの試合、守備面で特に前半戦は相手のパスワークやスピードに翻弄される場面もあったが、後半に入るとゴールに迫る回数も増えた。その中でも塩谷は、見事なボレーを相手ゴールに突き刺し一矢報いた。
DF:角田涼太郎(横浜F・マリノス)
開幕2連勝を飾った王者横浜F・マリノス。今季初の無失点勝利に大きく貢献したのがDF角田涼太郎だ。後半の決定機阻止に加え、効果的な縦パスで攻撃のスイッチを入れるなど終始高いパフォーマンスを見せてくれた。DFエドゥアルドや新加入のDF上島拓巳など、チーム内のポジション争いも気を抜けないが、まだまだ23歳と若く伸びしろたっぷりな角田の活躍に今後も注目だ。
DF:初瀬亮(ヴィッセル神戸)
2連勝を飾ったヴィッセル神戸の中でも、攻守両面での貢献度が高かったDF初瀬亮。守備では、相手右サイドのMF金子拓郎の対応に追われながらも、攻撃に積極的に参加しチャンスを演出。90分間ハードワークで見事チームに勢いを与える活躍を見せた。
DF:森下龍矢(名古屋グランパス)
開幕2連勝の功労者となったDF森下龍矢。攻守両面でハードワークを惜しまず、MFマテウスを追い越す動きなど、敵陣深くを脅かすシーンを多く作った。スピード感あふれるオーバーラップは迫力満点。1列前にいるマテウスに高い個人技があることも相まって、相手守備陣が狙いを絞りづらい状況を作り出せる。森下の存在は、得点力不足に悩む名古屋の大きな武器と言えよう。
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