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FC東京エンブレム変更声明の関与否定。ミクシィ社長投稿に「風評被害心配」

FC東京のユニフォーム 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・FC東京の経営権を持つ『株式会社MIXI(ミクシィ)』の木村弘毅代表取締役社長が今月24日、自身のツイッターアカウントを更新。エンブレム変更(アップデート)の声明に対する反応に言及した。

 FC東京は「【創立25周年を迎えて】クラブエンブレムのアップデートについて~首都・東京のクラブとして都民にとって真のシンボルになるために~」と題して、クラブエンブレムのアップデートを行う考えをサポーターや関係者などに共有。

 「2023年、クラブは創立25周年を迎え、新たなクラブフィロソフィーで定めたスローガン「東京が熱狂」に向けて、動き出す1年にしたいと考えています。これまでみなさまと共に歩んできた様々な活動を礎に、クラブの成長を加速させていくためにも、より積極的に新しいことに取り組んでいくことが必要だと考えております」と説明している。

 このFC東京のビジョンやクラブエンブレムの変更に対しては、ツイッター上で賛否両論が噴出。中には「ミクシィがクラブエンブレム変更に関わっているのでは」という主旨のコメントも見受けられている。

 木村弘毅はこうしたSNSでの声に対して「ちょ、まてーい!」と突っ込むと、「FC東京のエンブレムを変える変えないでMIXIの思惑ガー、等というツイートをお見かけしますが、当社が口出しする理由もありませんしそこまでマイクロマネジメントしません」

 「独立性をもって東京の皆様と共にサステナブルな経営を行い成長してもらいたいというのが本心です」と投稿。今回のビジョン策定やクラブエンブレム変更に関与していないことを明らかにすると、「トップが発信してくれて助かります」、「憶測での批判はやめた方がいい」、「風評被害が心配…」といったコメントが寄せられている。

 またFC東京クラブコミュニケーターの石川直宏氏は、今回の声明をうけて「HPでも発信させていただいています。絶対解を導き出す為の対話ではなく、FC東京ファミリー皆で更なる関係性の質を高め、最適解・納得解を導き出す為の対話の場を設けたいなと」と、サポーターにとって納得感のある議論を約束。

 「これはあくまで個人の意見ですが。 色々語り合いたい!作戦練ります! ご意見下さい!!」と投稿するなど、早速ツイッター上で意見交換を場を設けている。