日本代表・海外組 海外日本人選手

セルティック、古橋亨梧の慰留困難か!本人からブンデス移籍興味発言も

古橋亨梧 写真:Getty Images

 スコットランド1部セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧(28)には、今夏移籍の可能性が浮上。プレミアリーグのクリスタル・パレスやブンデスリーガ(ドイツ1部)、ラ・リーガ(スペイン1部)方面からの関心が伝えられているだけに、セルティック残留が厳しいとの意見がイギリス国内で上がっている。

 英メディア『フットボール・インサイダー』は今月14日、クリスタル・パレスがFWウィルフレッド・ザハ(30)の後釜候補として古橋亨梧に関心を寄せているとリポート。ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』は今月下旬になって、ドイツやスペイン国内クラブが同選手の獲得を目指していると伝えている。

 そんな中、移籍市場に精通するイギリス人ジャーナリストのディーン・ジョーンズ氏も古橋亨梧の去就に注目。英メディア『GiveMeSport』のインタビューにて「みんな知っての通り、良いものを掴んだ時、物事はうまくいくものだ。彼はセルティックにぴったりはまっており、完璧なバランスを保っている」と、同選手の現状を分析。

 その上で「セルティックが古橋亨梧を引き留めるのは難しいだろう」と述べると、『GiveMeSport』もジョーンズ氏の発言をうけて「セルティックが古橋亨梧を引き留めるのは、彼の一貫した高いレベルのパフォーマンスのために困難であると主張した。彼をチームに留めるための“戦い”に直面することになる」と見解を示している。

 また選手本人は『トランスファーマルクト』のインタビューにて、「僕の関心はセルティックにだけ向いています。このクラブで最高の成功を収めたいですね」と、セルティックでのシーズンに集中する姿勢を強調。

 ただ一方で「ブンデスリーガではたくさんの日本人選手がプレーしていますし、重要な役割を担っている選手もいるので、日本で人気がありますね。試合は定期的にチェックしていますよ」と、ブンデスリーガへの興味を覗かせている。

 古橋亨梧はセルティックとの契約を2025年6月まで残す中、今季もセルティックの絶対的ストライカーとして活躍。19ゴールとスコットランド1部リーグ得点ランキング首位に立っているだけに、欧州主要リーグへのステップアップ移籍も期待されている。