日本代表MF旗手怜央(25)は、所属先のセルティックで活躍。今月19日のスコットランド1部リーグ戦でも2ゴールと結果を残している。その旗手怜央に対する期待が高まる中、現地ではカタールW杯出場を逃した同選手の日本代表入りを求める声が沸き起こっている。
旗手怜央は昨年3月のカタールW杯アジア最終予選・ベトナム戦で日本代表デビュー。しかし昨年9月の国際親善試合では招集されながらもアメリカ戦とエクアドル戦でいずれも出番がなく、カタールW杯日本代表メンバーから落選していた。
ただセルティックでは中盤の主力選手として躍動。今季ここまでスコットランド1部リーグで5ゴール6アシストをマークしているほか、UEFAチャンピオンズリーグでもグループステージ全6試合に出場している。
セルティックの専門サイト『セルティックスター』は「森保一監督は、旗手怜央を見過ごす理由ばかり」と見出しをうち、「旗手怜央の今シーズンここまでを振り返って、唯一のマイナス面はカタールW杯の日本代表メンバーから外れたことだろう。カタールに行かずグラスゴーに残すということは、日本には才能ある選手がたくさんいるということなのだろう」と、今年3月の代表ウィークでは同選手の日本代表入りが確実だと主張。
今季ここまでの活躍ぶりや今月19日のアバディーン戦におけるパフォーマンスを振り返った上で「旗手怜央は、好調なチームの中で最も好調な選手だ。森保一監督の今後の代表活動に彼の参加する可能性は高まっている。彼はセルティックでのプレーが、日本代表入りに値することを証明しようとしている」と綴っている。
そしてセルティックが今月26日のスコティッシュリーグカップ決勝・レンジャーズ戦を控えていることをうけて、「このダービーマッチの結果を予測することはできない。だが唯一確実に言えることは、この一戦で何が起ころうとも旗手怜央が活躍するということだ」
「そうなれば、森保一監督は旗手怜央を代表チームのメンバーから外した理由で、純粋に言い訳をすることになるだろう」と、森保一監督に厳しい視線を送った。
日本代表は今年3月24日に国立競技場(東京)でカタールW杯出場国ウルグアイと対戦するほか、28日にはヨドコウ桜スタジアム(大阪)でコロンビア代表と激突する。W杯後初めてとなる親善試合で旗手怜央がピッチに立つか注目が集まる。
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