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鎌田大地にプロ意識要求!フランクフルト監督「移籍先が決まった時に…」

鎌田大地 写真:Getty Images

 ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト所属の日本代表MF鎌田大地(26)は、契約延長オファーを拒否。バルセロナやバイエルン・ミュンヘンなどビッグクラブ移籍の可能性が報じられている。そんな中、フランクフルトのオリバー・グラスナー監督が同選手に注文をつけている。

 鎌田大地の去就については、現地ジャーナリストのニコロ・スキラ氏が今月15日に「鎌田大地はフランクフルトとの2023年6月までの契約を延長しないと決断した」とリポート。バルセロナやトッテナム・ホットスパー、ニューカッスル・ユナイテッドなど10以上のクラブからの関心が報じられている。

 そんな中、グラスナー監督は16日に記者会見にて「鎌田大地に対して最後通告はしていない。つねにコミュニケーションをとっているが、移籍先については(選手サイドから)今のところ聞いていない」とコメント。

 同選手の移籍先が決まっていない現状を明かすと、「彼がフランクフルトを去ることになれば、メディアで報じられる前に移籍先を私に知らせてほしいし、そうであることを望んでいる」と、自身の要求を明かしている。

 またドイツメディア『hessenschau』はグラスナー監督の発言をうけて「指揮官は鎌田大地に対してプロフェッショナルさを求めている。鎌田大地はドルトムントなど様々なクラブと密接な関係にある。もはやフランクフルトは主導権を握っていない」を綴っている。

 今季もフランクフルトの中心選手として活躍している鎌田大地。カタールW杯参戦前までは公式戦で12ゴール4アシストと結果を残していたが、年明け以降は1ゴール1アシストと足踏み状態が続いているだけに、周囲から厳しい目で見られている。