日本ツアー開催熱望？セルティック監督注目発言。横浜FMと古巣対戦期待も

　FW古橋亨梧（28）ら複数の日本人選手を擁するセルティックは、今年7月に日本ツアー実施の可能性が報じられている。そんな中、セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が日本ツアー計画報道に言及。かつて横浜F・マリノスを率いていただけに、英国内では実施に前向きとの見方が広まっている。

　セルティックの専門サイト『67 Hail Hail』の報道によると、セルティックは昨年7月に日本へクラブスタッフを派遣。複数回にわたり日本ツアー実施の可能性について関係者と議論を重ねているという。

　ポステコグルー監督は17日の記者会見にて、日本ツアー実施の可能性について質問を受けると「この議論については他のクラブスタッフが担当している。私個人としては、（日本ツアーの）計画段階になった場合にのみ議論に関与する」とコメント。

　当面は議論に参加しないことを認めつつも「『我々が行ってみたい世界の一部か』と聞かれたら、もちろんそうだ」と、前向きな姿勢を覗かせている。

　また『67 Hail Hail』は指揮官の発言をうけて「ポステコグルー監督は日本ツアー実施を望んでいるはずだ。この議論は多方面に渡る可能性があるので、セルティックが日本に行くという絶対的な保証はないが兆候は良い。古橋亨梧をはじめ日本人選手にとっても、いい里帰りになるだろう」と綴っている。

　欧州ビッグクラブによる日本ツアーでは、昨年7月にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ（35）ら擁するパリ・サンジェルマン（PSG）の来日が話題を呼んでいた。ポステコグルー監督や日本代表FW前田大然（25）、MF岩田智輝（25）にとっての古巣対戦実現にも大きな期待がかかる。