明治安田生命J1リーグ・アビスパ福岡所属のカメルーン代表FWジョン・マリ(29)には、トルコ移籍の可能性が取りざたされている。そんな中、トルコメディア『spor53』がトルコ2部チャイクル・リゼスポルと同選手の移籍交渉について特集。近日中にも正式に契約を結ぶものとみられる。
『spor53』が伝えたところによると、ジョン・マリ本人は今月15日にトルコ北東部のリゼに到着するとのこと。契約内容の詳細について詰めの協議を行い、数日以内にサインを交わすという。またトルコメディア『Ajansspor』のサリム記者は「チャイクル・リゼスポルはジョン・マリと1年半契約を結ぶ予定だ」と伝えている。
ジョン・マリは2021シーズン終了後、一度アビスパ福岡を退団。しかし昨年7月にアビスパ福岡へ復帰すると、2022シーズンはJ1リーグで9試合に出場。今年1月7日になって2023シーズンの契約更新で合意に達していた。
しかし『Ajansspor』は今月4日に「(トルコ2部の)チャイクル・リゼスポルは、ジョン・マリと基本合意に達した。今後数日以内に正式に契約を結ぶ」と報道。『spor53』は10日に「選手サイドがチャイクル・リゼスポルの提示した年俸額の2倍を要求したことにより、交渉は破談に終わった」と伝えていたが、ジョン・マリ本人はトルコ航空の機内にいる自身の姿をインスタグラムアカウントに投稿していた。
なおチャイクル・リゼスポルは2018/19シーズンからトルコ1部リーグで戦っていたものの、2021/22シーズンに17位で降格となっていた。また今季はここまでトルコ2部リーグで9勝10分2敗。首位サムスンスポルから勝ち点4差の5位と1部昇格争いを繰り広げている。
コメントランキング