かつてベガルタ仙台やヴァンフォーレ甲府でプレーしていたMF道渕諒平(28)は、セルビア1部FKラドニチュキ・ニシュを退団。マレーシア1部リーグ所属クラブへの加入がほぼ確実とみられている。
マレーシアメディア『makan bola』は今月7日に「マレーシア1部のクランタンFCが道渕諒平を獲得するという噂がある」と報道。するとクランタンFCの新加入選手であるジェラルド・ガディットが今月14日、自身のインスタグラムアカウントのストーリーズにて道渕諒平とのツーショット写真を投稿。同メディアも「クランタンFCは道渕諒平の獲得で合意に達した」と伝えている。
道渕諒平はヴァンフォーレ甲府で迎えたプロ1年目の2017年7月に暴行容疑で逮捕。2019年にベガルタ仙台へ移籍したものの、2020年9月にも一部週刊誌で報じられた交際相手への傷害容疑で再び逮捕されて翌月に解雇されていた。また2021年2月には韓国2部・忠南牙山FCに加入も、市民団体からの反対もありわずか3カ月で退団していた。
それでも2021年7月にFKラドニチュキ・ニシュへ加入すると、移籍1年目の2021/22シーズンからリーグ戦30試合中27試合の先発出場と主力選手として活躍。ただ2022/23シーズンは昨年8月6日のリーグ戦を最後のほぼ全試合でメンバー外。構想外扱いを受け、今年1月までにFKラドニチュキ・ニシュを退団している。
なおクランタンFCは2010年にマレーシア1部リーグを優勝したほか、2012年には国内3冠を達成。2018年に2部降格を余儀なくされたが、昨年に1部復帰を果たしている。
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