チェルシーが、ボルシア・ドルトムントに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガム(19)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えた。
昨夏にイングランド代表FWラヒーム・スターリングやセネガル代表DFカリドゥ・クリバリなど大型補強を敢行したチェルシーは、今冬もプレミアリーグ史上最高額でアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスを獲得したほか、ウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクを引き抜くなど、過去2回の移籍史上で6億ポンド(約948億3000万円)以上を投資している。
その大型補強はいまだに功を奏していない状況が続いているチェルシーは今夏にセントラルMFの補強を画策しており、ベリンガムをトップターゲットにしている模様。1億ポンド(約160億円)と評価される同選手にはリバプールやレアル・マドリード、マンチェスター・シティが関心を示しており、チェルシーは争奪戦で後手を踏んでいる状況だというが、獲得に向けて全力を尽くす予定だという。
ただ、今季のプレミアリーグでは10位と低迷しているチェルシーは来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した場合、ファイナンシャル・フェアプレーへの抵触を避けるべく、自国出身の選手を売却してこの問題を解決することを計画しているようだ。
2020年夏にドルトムントへ加わり、巧みなドリブルテクニックやチャンスメイク能力の高さを武器に今季もここまで公式戦27試合に出場して10ゴール6アシストを記録しているベリンガム。先のカタール・ワールドカップでもイングランド代表の中心選手として5試合に出場した。
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