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松尾佑介デビューも…ボールロスト連発で低評価。浦和からベルギー移籍

松尾佑介 写真:Getty Images

 ベルギー1部リーグで多くの日本人選手が活躍する中、浦和レッズからKVCウェステルローへ期限付き移籍したMF松尾佑介(25)が今月11日のリーグ戦で新天地デビュー。ただ現地では、同選手に対して厳しい評価が与えられている。

 同選手は先月27日からKVCウェステルローのトレーニングに参加。今月5日の試合ではベンチ外だったが、11日のベルギー1部リーグ第25節・KAAヘント戦でメンバー入り。3-3で迎えた79分からピッチに立ち、KVCウェステルローでのデビューを果たした。

 しかし約10分間のプレーで3度ボールを奪われたほか、シュートを放つことができなった。試合後、採点サイト『Sofascore』は松尾佑介に対して10点満点中「6.3」とチーム内で3番目に低い評価を与えている。またベルギーメディア『GVA』は出場時間が短かったとして、採点不能としている。

 なおKVCウェステルローはKAAヘント戦を3-3で終了。ベルギー1部リーグで10勝6分9敗と、優勝プレーオフ圏内の4位クラブ・ブルッヘから勝ち点6差の7位につけている。

 デビュー戦で存在感を発揮できなかった松尾佑介。結果を残せば買い取りオプション行使による完全移籍の可能性もあるだけに、新天地での環境やチームの戦い方にいち早くフィットすることが求められる。