Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜FM高丘陽平、米MLSバンクーバー移籍が決定。正守護神濃厚と現地報道

高丘陽平 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・横浜F・マリノス所属のGK高丘陽平(26)は、MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)バンクーバー・ホワイトキャップス移籍が確実と報じられていたが、今月8日までに正式決定している。

 MLSの移籍市場に詳しいトム・ボガート記者は8日、「バンクーバー・ホワイトキャップスはセルヒオ・コルドバと高丘陽平の契約をすべて完了させた」と速報。高丘陽平について「高岡は26歳のゴールキーパー、2022年のJ1リーグ優勝を果たし、ベストイレブンに選出された」と、同選手の経歴を紹介している。

 高丘陽平については米メディア『ESPN』が先月下旬、バンクーバー・ホワイトキャップスからのオファーを伝えた際に「高丘陽平と横浜F・マリノスの契約期間は2024年1月までだ」とリポート。カナダ紙『リーダー・ポスト』は3日に「バンクーバー・ホワイトキャップスが新ゴールキーパーとの契約に近づいている」と伝えていた。

 一方でバンクーバー・ホワイトキャップスのアクセル・シュスターCEO(最高経営責任者)は、『リーダー・ポスト』のインタビューで高丘陽平獲得について言及を避けている。

 バンクーバー・ホワイトキャップスは、2022シーズンのMLSウェスタン・カンファレンスで12勝7分15敗。14クラブ中9位という結果に終わったほか、チーム全体の失点数は「57」とリーグで2番目に多かったため、ゴールキーパーをはじめ守備陣の再編が優先事項となっている。

 また米メディア『SBネイション』は今月、高丘陽平の特集記事にて「彼はトーマス・ハサルにかわって正守護神を務める可能性がある」と見解を示している。