明治安田生命J1リーグ・名古屋グランパス所属のポーランド代表FWヤクブ・シュヴィルツォク(30)は昨年10月、ドーピング違反によりアジアサッカー連盟(AFC)から4年間の活動禁止処分を科されたが、ここにきて競技復帰の可能性が浮上。ポーランド国内クラブやJリーグ他クラブが同選手の獲得に動いているようだ。
シュヴィルツォクは2021年10月17日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝・浦項スティーラーズ戦の試合後にドーピング検査で陽性と判定。「すべてのサッカー活動禁止」という暫定処分を科されると、昨年10月に「2021年12月9日から4年間にわたりサッカー活動禁止」という正式処分が下っていた。
しかしポーランドメディア『weszlo』は今月はじめ、「ドーピングで出場停止処分を受けていたシュヴィルツォクがサッカー界に復帰することができる。我々は、彼がローザンヌのスポーツ仲裁裁判所(CAS)の法廷で勝訴したという情報を耳にした」と報道。
シュヴィルツォクのサッカー活動再開の可能性を報じた上で「複数クラブがこのストライカーと交渉していることから、彼の競技復帰が近いという情報は本当のようだ」
「シュヴィルツォクはポーランド1部ザグウェンビェ・ルビンに接触している。またJリーグクラブからも具体的なオファーが来ている」と、名古屋グランパスから移籍する可能性もあわせて伝えている。
なおポーランドメディア『インテリア・スポーツ』は昨年2月、名古屋グランパスとシュヴィルツォクの契約期間が2024年1月までであると報道。名古屋グランパスは昨年10月、同選手の活動停止処分を公式発表した際に「シュヴィルツォク選手とクラブとの契約につきましては、弁護士を通じてシュヴィルツォク選手と協議中となります」としている。
コメントランキング