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元G大阪・中村敬斗の去就でLASK幹部注目発言。リバプールとブライトン関心

中村敬斗 写真:Getty Images

 かつてガンバ大阪に在籍していたFW中村敬斗(22)は、オーストリア1部LASKリンツの中心選手として活躍。リバプールや日本代表MF三笘薫(25)所属ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC、FW伊東純也(29)所属スタッド・ランスなど複数クラブからの関心が報じられている。そんな中、LASKリンツの幹部が中村敬斗の去就に言及。同選手との契約内容の一部を明かしている。

 中村敬斗は昨年8月、LASKリンツと2025年6月までの新契約を締結。ただオーストリア1部でゴールを量産すると、英紙『テレグラフ』は先月30日に「リバプールとブライトンは、今シーズン中村敬斗を見るために定期的にスカウト陣を送り込んでいる。今後も彼のパフォーマンスをチェックするようだ」と報道。アウクスブルクやスタッド・ランスからの関心もあわせて伝えている。

 一方、LASKリンツのラドバン・ヴヤノヴィッチSD(スポーツディレクター)は先月、複数クラブから中村敬斗に関する問い合わせを受けていることを認めた上で、同選手が少なくとも今季終了後まで残留することを明言。

 すると今月オーストリアメディア『90minuten』のインタビューに応じた際には、「今シーズン終盤には、中村敬斗が注文のつけようがないクオリティで我々を助けてくれるはずだ。(現行契約に)契約解除条項は存在しない」とコメント。

 『90minuten』はヴヤノヴィッチSDの発言をうけて「中村敬斗は今季終了後に退団する可能性がある。この日本人選手は、LASKリンツにおいて最も重要な選手であり、長い間プレミアリーグからの関心もあった。ただヴヤノヴィッチSDが力説するように、今年1月での退団は選択肢になかった」と綴っている。

 中村敬斗の去就については、昨年末にオランダ1部PSVアイントホーフェン移籍の可能性が浮上。先月中旬にはKRCヘンクも中村敬斗をリストアップしたとベルギー紙『ヘット・ラーツテ・ニウス』が報じていた。

 なお同選手は2021年8月にガンバ大阪からLASKリンツへ完全移籍。2021/22シーズン途中から出場機会を確保すると、今季はここまでオーストリア1部リーグ戦で17試合中15試合に先発出場して8ゴール5アシストをマークしている。