
ポルトガル1部リーグで多くの日本人選手が活躍する中、カーサ・ピアAC所属のカタールW杯日本代表MF相馬勇紀(25)は先月30日、FW田川亨介(23)やMF三竿健斗(26)との日本人対決で直接FKから移籍後初ゴールをマーク。このCDサンタ・クララ戦での活躍もあり、今月5日に行われるベンフィカ戦でのスタメン出場が確約されている。
カーサ・ピアACのフィリペ・マルティンス監督は、3日の記者会見で「ベンフィカ戦ではほぼ完璧な試合運びをしない限り、勝ち点を獲得するのは極めて難しい。これまでと同じように、我々には優れた守備組織があると信じている」と、ポルトガル1部リーグ首位のベンフィカ相手から勝ち点をもぎ取るためのポイントを指摘。
加入直後から結果を残している相馬勇紀について、ベンフィカ戦で先発起用する方針を明言。ポルトガル紙『レコルド』は「相馬勇紀はベンフィカ戦で先発出場するようだ」と伝えている。
また昨年までベガルタ仙台でプレーし、先月28日にカーサ・ピアACへ加入したブラジル人FWフェリペ・カルドーゾ(24)については「彼はここ最近試合から遠ざかっているが、ラファエル・マルティンスやクレイトンとの連携で違いを生み出すことができる存在だ」と語っている。
カーサ・ピアACは今季ここまでポルトガル1部リーグで9勝3分6敗。首位ベンフィカから勝ち点20差の5位と、来季欧州カップ戦出場圏内につけている。2022シーズンまで名古屋グランパスで活躍していた相馬勇紀が、ベンフィカとの上位対決で結果を残すか注目が集まる。
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