Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

元札幌・檀崎竜孔がスコットランド1部残留導くか!マザーウェル主将期待も

檀崎竜孔 写真:Getty Images

 セルティックをはじめスコットランド1部リーグ所属クラブによる日本人選手獲得が相次ぐ中、北海道コンサドーレ札幌を退団したMF檀崎竜孔(22)はマザーウェルへ加入。今月28日のリーグ戦でデビューしなかったが、早くもチームメイトから1部残留へのキーマンに指名されている。

 檀崎竜孔の新天地であるマザーウェルは、今季ここまでスコットランド1部リーグで5勝5分12敗。昨年11月以降はリーグ戦で勝利がなく、今月28日のセント・ミレン戦でも0-1と敗戦。9位ではあるものの、2部自動降格圏の12位キルマーノックと勝ち点「20」で並んでいる。

 そんな中、マザーウェルのキャプテンであるGKリアム・ケリー(27)はセント・ミレン戦後のメディアインタビューにて「この一戦で敗れて、深く傷ついている。キャプテンとして傷ついたんだ。でも、ネガティブになったって、何も始まらない。ポジティブでいること、そして信じることが必要なんだ。僕たちは絶対に勝ちたいんだから、いい方向に向かうといいね」と語っている。

 そして新戦力の檀崎竜孔について「プレーをYouTubeで見たくらいで、彼のことはあまり知らなかった。だけど、本当にいいヤツだし、エネルギーに満ちあふれている。僕たちにとっての起爆剤となり、ピッチにポジティブなエネルギーと態度をもたらしてくれることを期待しているんだ」と語っている。

 檀崎竜孔は昨年7月、北海道コンサドーレ札幌からブリスベン・ロアーへレンタル移籍。2022/23シーズンの豪州1部リーグ戦でコンスタントに出場する中、今月7日に北海道コンサドーレ札幌退団が正式決定。ブリスベン・ロアーへのレンタル期間が今月末までである中、今月28日にマザーウェルと2年半の契約を結んでいる。

 なおマザーウェルは来月1日、スコットランド1部リーグ第24節・セント・ジョンストン戦を控えている。檀崎竜孔がデビュー戦で、チームをおよそ3カ月ぶりとなる勝利に導けるか注目が集まる。