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元柏GK中村航輔が2戦連続大量失点…ポルティモネンセに降格危機も

中村航輔 写真:Getty Images

 カタールW杯日本代表MF相馬勇紀(25)をはじめ多くの日本人選手がポルトガル1部リーグで活躍する中、ポルティモネンセ所属GK中村航輔(27)が2試合つづけて大量失点。元徳島ヴォルティス所属MF渡井理己(23)擁するボアヴィスタ相手に敗れている。

 かつて柏レイソルでプレーしていた中村航輔は昨年9月以降、ポルティモネンセの正守護神として活躍。今月6日に行われたベンフィカ戦ではシュート27本、枠内シュート12本と浴びながらもPKによる1失点に抑えていたが、21日のアウロカ戦では4失点を喫していた。

 そんな中、ボアヴィスタ戦では前半から好セーブを連発していたが、50分に先制点を許すと53分にも失点。55分に味方が1点を返したものの、終盤に2ゴールを献上。5度のセーブもシュート18本、枠内シュート10本を浴び、2-4と敗れた。

 採点サイト『Sofascore』では、中村航輔に10点満点中「6.8」とチーム内で2番目に高い評価が与えられている。その一方でセンターバックの一角でプレーしていたDFペドロ・エンリケ(25)に「5.7」と最低評価が与えられた。

 なおポルティモネンセはボアヴィスタ戦での黒星により、6勝2分10敗と13位に転落。リーグ戦直近5試合で1分4敗と苦戦しており、2部入れ替え戦圏内の16位CDサンタ・クララから6ポイント差となっている。また渡井理己はポルティモネンセ戦でベンチ入りしたものの、出番はなかった。