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監督の大きな期待!岩渕真奈
では岩渕に、トッテナム・ウィメンの選手達や監督はどのような期待を抱いているのだろうか。DFケリス・ハロップは、同クラブの公式インタビューで岩渕の加入について次のようにコメントをしている。
「多くの日本人選手は高い技術を持っていることは知っていたけれど、真奈は特にドイツの女子ブンデスリーガでの経験もあるし、様々な国の選手たちと練習を積むことはとても重要な経験だと思った。多分、彼女が加入したことによって、クラブがより多くの試合に辿り着けることになると感じるし、選手達もより高いレベルを目指していける。なので、シーズン後半はすごく楽しみ」
また、岩渕の加入発表翌日(1月19日)に行われたプレスインタビューで、同クラブのレハンヌ・スキナー監督は報道陣から岩渕に関する質問の嵐を受けた。「岩渕真奈はどんな貢献をもたらすと思うか」という質問に、スキナー監督は次のようにコメントをしている。
「真奈はワールドクラスのMFで、女子W杯でも日本代表選手として出場経験もある。能力も技術も相当高く、非常に期待をしている。クラブとしても他の選手達にとっても、良い機会となるはず」
岩渕が同じ北ロンドン地域内のライバルであるアーセナル・ウィメンからの移籍であることについては、スキナー監督は「正直なところ、あまりそんなことは気にしていない」とコメントをしている。
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岩渕のライバル?リア・パージバル
少し気になる部分としては、岩渕の加入後の1月23日に新たにトッテナム・ウィメンとの2025年までの契約を結んだニュージーランド女子代表MFリア・パージバルの存在があげられる。昨年4月に靭帯損傷の怪我でリハビリをしていたが、復帰まで秒読みの状態だとクラブのインタビューで明らかとなった。
岩渕と同じポジションのパージバルが怪我から復帰しピッチに戻ることになった際に、2人はある意味で良きライバルとなる訳だが、2人に対してスキナー監督がどの様な使い分けをするのかが、非常に気になるところだ。ちなみに現地のインタビューで同監督は「両方共にそれぞれのキャラクターを活かせる良い使い方を熟考することが必要になってくる」と答えている。
今後のトッテナム・ウィメンとして岩渕の活躍に大注目だ!
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