インテルに所属するスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(27)の代理人を務めるロベルト・システィッチ氏が、契約延長オファーを拒否したと明かした。『フットボール・イタリア』が伝えた。
2017年夏にインテルに加入して以降、守備の要として活躍し、今季もここまで公式戦27試合に出場しているシュクリニアル。インテルとの現行契約は今季限りまでとなっているなかで、システィッチ氏は昨年11月にクラブから届いた契約延長オファーを拒否したことを明かし、昨夏にパリ・サンジェルマン(PSG)移籍が破談になった理由にも言及した。
「シュクリニアルを移籍市場に出すという決定は、選手ではなくインテルが夏に決定したというのが真実。インテルとPSGの交渉に繋がったのはクラブの決定であり、我々はその後に知らされた。ある段階で交渉は中断し、選手は問題なくそれを受け入れて、真のプロとして契約を尊重した」
「秋にはクラブからの要求には全て答えて、事前の打ち合わせをした後、経済的な要求を提示した。その後、インテルが11月にオファーを出してきた1ヶ月後にその提案を受け入れないという決断をクラブに伝えた。その決定は1月のスーペルコッパの前に確認し、他のクラブからのオファーを自由に聞く考えだと上層部に伝えた」
また、同氏はPSGと交渉を行なっているかについて問われると「そうだが、イタリア以外のクラブとも交渉している」とコメント。その一方で、インテルと新契約を結ぶ可能性について問われると「今のところ、その可能性はない」ときっぱり否定している。
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