かつて明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸や横浜F・マリノスでプレーしていたタイ代表DFティーラトン・ブンマタン(32)は、現在タイ1部ブリーラム・ユナイテッドで活躍。今月にはタイ代表のキャプテンとしてAFF三菱電機カップ(東南アジアサッカー選手権)優勝に貢献しているが、ベトナム国内クラブが同選手の獲得に興味を示している可能性があるようだ。
ティーラトンは2018シーズンにヴィッセル神戸でプレーすると、2019シーズンから3年間にわたり横浜F・マリノスに在籍。横浜F・マリノスでは加入1年目から主力選手として活躍し、J1優勝に大きく貢献していた。
また2021年12月には、横浜F・マリノスから古巣のブリーラム・ユナイテッドへ電撃移籍。2021/22シーズン後半戦のほぼ全試合で先発出場してリーグ戦やカップ戦などタイ国内3冠達成を成し遂げているほか、2022/23シーズンもここまで左サイドバックや中盤センターと複数ポジションでプレー。リーグ戦ほぼ全試合でフル出場すると、昨年12月から今月16日にかけて行われたAFF三菱電機カップでも全8試合フル出場している。
そんなティーラトンはタイ代表のAFF三菱電機カップ優勝をうけて、元タイ代表監督であり現在ベトナム1部のホアンアイン・ザライFC(HAGL)を率いるキャティサック・セーナームアン氏からSNSを通じて祝福のメッセージを受け取っている。
ベトナム紙『DanTri』は今月18日、セーナームアン監督とティーラトンのやり取りを特集。指揮官がティーラトンをはじめ多くのタイ代表選手と良好な関係を築いていることに触れた上で「セーナームアン監督は『時間があれば、ぜひHAGLにコーヒーを飲みに来てよ』とティーラトンを誘った」
「あくまでも2人の間の個人的な関係にしかすぎないかもしれない。だがもしチャンスがあれば、監督はティーラトンにHAGLでプレーするように説得するだろう」と見解を披露。移籍交渉に発展する可能性に言及している。
HAGLは2022シーズンのAFCチャンピオンズリーグ・東地区グループステージで、横浜F・マリノスや韓国1部・全北現代などと対戦。一方、ベトナム1部リーグでは13クラブ中6位と不本意な成績に終わっていた。
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