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堂安律、フライブルク監督との関係告白「不満あれば…」移籍時の会話言及も

堂安律 写真:Getty Images

 ボルシア・メンヒェングラートバッハ所属DF板倉滉(25)をはじめブンデスリーガで日本人選手が活躍する中、SCフライブルク所属のカタールW杯日本代表MF堂安律(24)も主力選手としてチームを支えている。そんな堂安律は自身の移籍報道が飛び交う中、クリスティアン・シュトライヒ監督を絶賛。チームが好調を維持していることに対する感想も語った。

 堂安律は昨年7月、オランダ1部PSVアイントホーフェンからSCフライブルクへ完全移籍。今季ここまで公式戦22試合の出場で4ゴール4アシストと、右サイドハーフのレギュラーに定着。チームもリーグ戦15試合を終えて9勝3分3敗と、首位バイエルンから勝ち点4差の2位につけている。

 SCフライブルクの快進撃を支える中、同選手はブンデスリーガ公式インタビューに対応。「SCフライブルクへ移籍する前に監督やスポーツディレクターと話した際、2022/23シーズンにはトップ6のクラブになると言われていたので、(ブンデスリーガでの結果に)それほど驚いていないですね」と、ブンデスリーガ優勝争いを繰り広げていることに対する自身の思いを明かしている。

 一方、シュトライヒ監督との関係性を聞かれると「最高の監督ですね。監督のアイデアも人柄もとても気に入っています。いつも正直なんですよ。不満があればそれを表に出すので、選手も理解できます。それに嘘をつかないですね。いいプレーをすればとても喜んでくれますし、選手と一緒になって祝ってくれるんです」と称えた。

 堂安律はカタールW杯での活躍もあり、ミランやマンチェスター・シティなどビッグクラブからの関心が伝えられている。ステップアップ移籍が期待されているが、選手本人はSCフライブルクでの環境に満足していると考えられる。