ブンデスリーガではアイントラハト・フランクフルト所属のカタールW杯日本代表MF鎌田大地(26)をはじめ、多くの日本人選手が活躍。SCフライブルク所属のMF堂安律(24)もそのひとりだ。その堂安律はローマやミランなど複数クラブからの関心が伝えられる中、ブンデスリーガでのプレーに対するこだわりを告白。かつてボルシア・ドルトムントでプレーしていた元日本代表MF香川真司(33)についても言及した。
堂安律は昨年7月、PSVアイントホーフェンからSCフライブルクへ完全移籍。アルミニア・ビーレフェルトに在籍していた2020/21シーズン以来となるブンデスリーガ復帰を果たすと、加入1年目ながらも右サイドでレギュラーに定着。今季ここまで公式戦22試合の出場で4ゴール4アシストと結果を残しているほか、カタールW杯では強豪ドイツやスペイン相手に途中出場直後に同点ゴールを奪っている。
またカタールW杯での活躍もあり、同選手にはステップアップ移籍の可能性が浮上。ミランやアタランタからの関心が伝えられているほか、ドイツメディア『シュポルト1』は先月下旬にローマやマンチェスター・シティがオファーを提示する可能性を報じていた。
そんな中、堂安律本人はブンデスリーガの公式インタビューに対応。「香川真司さんの影響がありますね。香川真司さんがドルトムントにいた時は彼が日本で最も素晴らしい選手でしたし、多くの日本人選手がブンデスリーガでプレーしたいと思っていました。僕もそのひとりです」
「ビーレフェルトへ移籍した時は興奮しましたね。移籍の決断はとても早かったです。(オファーが届いてから)1秒後には『行きたい』と思いましたね」と語っている。
ビッグクラブ移籍への期待が高まっている堂安律。ブンデスリーガでのプレーに対する強いこだわりを明かしているだけに、SCフライブルク残留に傾いている可能性が考えられる。
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