プレミアリーグ アーセナル

アーセナル、今夏トップターゲットはウェストハムMF?チェルシーと争奪戦も獲得楽観視

デクラン・ライス 写真:Getty Images

 アーセナルが、ウェストハム・ユナイテッドに所属するイングランド代表MFデクラン・ライス(24)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『ガーディアン』が伝えた。

 7歳からチェルシーのアカデミーに在籍していたライスは2013年夏にウェストハムのユースに移籍すると、2017年にファーストチームデビュー。高いボール奪取能力や推進力の高さなどを武器に中盤の欠かせない存在に成長しており、主将として今季もここまで公式戦25試合に出場して1ゴール3アシストを記録している。

 先のカタール・ワールドカップ(W杯)でも5試合に出場していたライスに対して、ミケル・アルテタ監督が長期的な中盤の強化を熱望しているアーセナルが今夏のトップターゲットに設定しているという。同選手にはマンチェスター・ユナイテッドが強い関心を示しているほか、古巣であるチェルシーも関心を示しているというが、アーセナルは獲得を楽観視しているようだ。

 なお、ライスはウェストハムと来夏に契約満了を迎えるが、クラブからの延長オファーを拒否している模様。移籍金は2019年夏にクラブ史上最高額を投じて獲得したコートジボワール代表FWニコラ・ペペ(現在はニースにレンタル)の7200万ポンド(約112億8000万円)を上回る可能性が高いとみられている。