カタールW杯日本代表MF鎌田大地(26)は、アイントラハト・フランクフルトの契約延長オファーを拒否したことにより、今季終了後のフリー移籍が確実とみられている。その鎌田大地にはバルセロナ、トッテナム・ホットスパー、ボルシア・ドルトムントからの関心が伝えられているが、ポルトガル1部の強豪ベンフィカが昨年8月につづき同選手の獲得に動いているようだ。
鎌田大地は昨季、フランクフルト攻撃陣の中心選手としてUEFAヨーロッパリーグ優勝に貢献。昨年8月下旬にベンフィカ移籍で個人合意と伝えられていたが、フランクフルト率いるオリバー・グラスナー監督の説得もあり、残留に至っていた。
ポルトガル紙『O JOGO』は15日に「ベンフィカが日本代表MF鎌田大地の獲得に再挑戦」と報道。これによると、今月14日に同選手の代理人とベンフィカのルイ・コスタSD(スポーツディレクター)が談笑しており、その時の様子がネット上で拡散されているとのこと。
『O JOGO』は「ルイ・コスタは、移籍金ゼロで獲得可能な鎌田大地のクリエイティブな資質に魅力を感じていることを決して隠さなかった」と綴っている。
鎌田大地は今季もここまでブンデスリーガ13試合の出場で7ゴール3アシストをマークするなど、好パフォーマンスを維持。
『ビルト』をはじめドイツ国内複数メディアは、鎌田大地が「2026年6月までの3年契約、年俸250万ユーロ(約3億5000万円)から300ユーロ(約4億2000万円)+ボーナス」という条件によるフランクフルトの契約延長オファーを拒否したと伝えていた。
またスペインメディア『diariogol』は今月、バルセロナがマンチェスター・シティ所属のポルトガル代表MFベルナルド・シウバ(28)獲得を諦め、鎌田大地にターゲットを切り替えたと伝えている。
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