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ギアクマキスに浦和移籍推奨も…シャルク不安吐露「外国人6名になって…」

アレックス・シャルク 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズは、デンマーク人FWキャスパー・ユンカー(28)を名古屋グランパスへレンタル移籍により放出。ノルウェー1部FKボデ/グリムトからノルウェー人DFマリウス・ホイブロテン(27)を獲得がほぼ確実とみられているほか、セルティックからギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28)を獲得する可能性も報じられている。そんな中、浦和レッズ所属のオランダ人FWアレックス・シャルク(30)が、ギアクマキスの去就報道に対する心境を語っている。

 ギアクマキスを巡っては、浦和レッズやセリエA(イタリア1部)のサンプドリアをはじめ6クラブが獲得に動いている模様。浦和レッズの動きについては英紙『デイリーレコード』が「セルティックに移籍金400万ポンド(約6億4000万円)を用意。ギアクマキスには、現在セルティックで受け取っている金額の2倍にあたる年俸でオファーを提示」と報じている。

 くわえて英紙『サン』は、セルティックの移籍金設定額を800万ポンド(約12億9000万円)とリポート。「三菱商事の支援を受ける浦和レッズは、頭金と分割払いでセルティックの要求額に応じる可能性がある。資金力のある浦和レッズにとっては(セルティックの要求額は)問題ではない」と伝える一方、英メディア『スカイスポーツ』はサンプドリアとギアクマキスが個人合意に達したと報じている。

 そんな中、シャルクは『サン』のインタビューに対応。浦和レッズでギアクマキスとチームメイトになる可能性について「浦和レッズでのプレーや日本での生活は、いくら高く評価してもしきれない。ジャコウマキスは、自分に興味を持ってくれるクラブがないとは言えないタイプの選手だ」

 「もちろん、他にどんなオファーがあるのかは知らない。ただ浦和レッズのオファーは、彼にとっても真剣に検討する価値のあるものであることは間違いない。彼には浦和レッズについて良いことしか言えないね」

 「僕はおよそ1年前に浦和レッズに加入したんだけど、日本での生活にすっかり魅了されたね。浦和レッズがここまで大きなクラブになるとは思っていなかった。信じられないよ」と、ギアクマキスに対して浦和レッズ移籍を勧めている。

 ただ一方で、ギアクマキスが加入した場合のポジション争いについては「もし彼が浦和レッズと契約したら、僕にとっては難しいかもしれないね。Jリーグでは外国籍選手を5人までしか起用できない」

 「もしギアクマキスが加入したら、浦和レッズの外国籍選手は6人だ。誰かがスタンドに座らなければならなくなる」と複雑な胸の内を明かした。

 なお浦和レッズには今月11日時点で、シャルクの他に元デンマーク代表DFアレクサンダー・ショルツ(30)、オランダ人FWブライアン・リンセン(32)、元スウェーデン代表MFダヴィド・モーベルグ(28)が在籍している。

 また「ギアクマキスが加入したら、浦和レッズの外国籍選手は6人」というシャルクの発言を踏まえると、ノルウェー紙『ネッタビースン』電子版が今月4日に報じた通り、ホイブロテンの加入は確実とみられる。