
カタールW杯日本代表FW南野拓実(27)はリバプールで出場機会が限られたこともあり、今年6月にASモナコへ完全移籍。ASモナコでも不振に喘ぐ中、英メディア『90min』インドネシア版が同選手をリバプールの補強ワースト10に挙げた。
南野拓実は2021年1月、オーストリアの強豪レッドブル・ザルツブルクからリバプールへ完全移籍。しかし出場機会に恵まれず、2021年1月にサウサンプトンへレンタル移籍。2020/21シーズン終了後にリバプールへ復帰したが、2021/22シーズンもプレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグで先発出場がほとんどなく、国内カップ戦要員として過ごしていた。
『90min』は「1月の移籍ウィンドウにおけるリバプールの補強ワースト10」と見出しをうち、トルコ代表MFオザン・ムハメド・カバク(22)やFWアンディ・キャロル(34)、セルビア代表MFマルコ・グルイッチ(26)らを紹介。
南野拓実について「彼は2020年1月にユルゲン・クロップ監督が購入した選手の一人となった 。その時、彼は725万ポンド(約10億円)でレッドブル・ザルツブルクから引き抜かれたのである」
「南野拓実は国内カップ戦で何度も重要なゴールを決めた。しかし残念ながら、昨年の夏にASモナコへ移籍するまでクロップ監督のもとでプレーする機会がほとんどなかった。この日本代表選手はサウサンプトンにもレンタル移籍していた」と綴っている。
なお南野拓実はASモナコ加入後、サイドハーフで先発起用やフィジカル面を重視するスタイルにフィットできず、9月中旬以降はレギュラーからベンチ要員へ降格。再三にわたりフランス国内メディアから低評価を与えられる中、昨年12月末のフランス1部リーグ再開初戦では1アシストをあげたもののハーフタイムで途中交代。今月7日の国内カップ戦では先発出場で72分までプレー。しかし、チームは2部クラブ相手にPK戦の末に敗れている。
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