明治安田生命J1リーグ・湘南ベルマーレは先月、カタールW杯日本代表FW町野修斗(23)と2023シーズンの契約を更新したと公式発表。今冬移籍の可能性が取りざたされていただけに、町野修斗の残留にネット上では驚きの声が上がっていた。そんな中、今月8日になって海外クラブの幹部が同選手の獲得を狙っていたことを明かしている。
同選手は2022シーズンのJ1リーグで13ゴールを挙げるなど、湘南ベルマーレの絶対的ストライカーとして活躍。昨年7月開催のEAFF E-1サッカー選手権2022・決勝大会(旧東アジアサッカー選手権)で初めて日本代表に招集されると、韓国戦で決勝ゴールをマークしていた。
また昨年11月にはハダースフィールド・タウン所属DF中山雄太(25)の負傷離脱に伴い、カタールW杯日本代表に追加招集。11月17日の強化試合・カナダ戦やカタールW杯本大会でプレーすることはなかく、先月17日に湘南ベルマーレとの契約更新が正式決定していた。
一方、米メディア『Sounder At Heart』が先月4日に「MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)のシアトル・サウンダーズの獲得候補」を特集。町野修斗や鹿島アントラーズからサークル・ブルッヘへ完全移籍した日本代表FW上田綺世(24)や韓国1部・全北現代所属の韓国代表FWチョ・ギュソン(24)の名前を挙げていた。
すると『Sounder At Heart』の編集長が、今月8日に自身のツイッターアカウントを更新。シアトル・サウンダーズのSD(スポーツディレクター)であるクレイグ・ワイベル氏の話として「ワイベル氏は、町野修斗の獲得に動いていたことを認めた」と投稿している。
シアトル・サウンダーズは2007年創設のクラブであり、2009年からMLSに参戦。2度のMLSカップ優勝を成し遂げているほか、昨年にはCONCACAFチャンピオンズリーグ(北中米カリブ海選手権)で優勝。クラブ史上初となる国際タイトルを獲得している。
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