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浦和移籍報道も!ギアクマキスの去就でセルティック監督注目発言

ギオルゴス・ギアクマキス 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・浦和レッズは、セルティックで日本代表FW前田大然(25)らとチームメイトであるギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28)獲得の可能性が取りざたされている。その中、セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が同選手の去就に言及した。7日、英紙『グラスゴー・タイムズ』が伝えている。

 ギアクマキスはVVVフェンロ在籍時の2020/21シーズンに26ゴールをあげて、オランダ1部の得点王タイトルを獲得。2021年8月にセルティックへ完全移籍により加入したものの、日本代表FW古橋亨梧(28)の活躍もあり、スタメンでの出場機会が限定。今季もここまでスコットランド1部リーグ21試合中4試合の先発出場にとどまっているが、6ゴール1アシストと結果を残している。

 そんなギアクマキスは、セルティックとの契約期間を2026年6月まで残しているとのこと。『グラスゴー・タイムズ』の報道によると、セルティックと同選手の契約交渉が昨年末に停滞したこともあり、今年1月中に移籍する可能性が浮上。デンマーク1部FCミッティランからの関心が報じられる中、浦和レッズも同選手の獲得に乗り出したとみられている。

 一方でポステコグルー監督は今月7日のスコットランド1部リーグ戦後、メディアインタビューに対応。ギアクマキスの去就について質問を受けると「私はただ、目の前にあることに対処するだけだ。誰が残るか、誰が去るかということは考えていない」と回答。

 「私はただ、目の前にいるメンバーで仕事をする。何か変化があれば、それに対応する。人それぞれ、サッカー人生における野望がある。私のゴールは、彼らの努力を確実にサポートすることだ。もし、彼らが他クラブでチャンスを得た方が良いと思うのであれば、そのプロセスを経ることになるだろう」と、同選手の退団の可能性を否定しなかった。

 なお浦和レッズの前線では、デンマーク人FWキャスパー・ユンカー(28)が名古屋グランパスへレンタル移籍したほか、MF江坂任(30)が韓国1部・蔚山現代へ完全移籍。北海道コンサドーレ札幌へレンタル移籍していたFW興梠慎三(36)が復帰したほか、ロアッソ熊本からFW高橋利樹(24)を完全移籍により獲得している。