かつて明治安田生命J1リーグ・柏レイソルでプレーしていたGK中村航輔(27)は、現在ポルティモネンセの正守護神として活躍。今月6日に行われたポルトガル1部リーグ・ベンフィカ戦でセーブ連発と、再び好パフォーマンスを発揮してMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に輝いた。
同選手は昨年8月末にブラジル人GKサムエル(27)がポルトへ完全移籍すると、9月4日のリーグ戦で今季初先発ながらも無失点で凌ぎ、チームの勝利に貢献。正守護神の座をつかむと、昨年9月以降のリーグ戦全試合でフル出場している。
そんな中村航輔は、今月6日に敵地で行われたポルトガル1部リーグ第15節・ベンフィカ戦でも先発出場。前半7分にポルトガル代表FWゴンサロ・ラモス(21)をペナルティエリア内で倒してPKを献上すると、これをMFジョアン・マリオ(29)に決められて先制ゴールを許す。
しかし前半18分にノルウェー代表MFフレデリク・アウルスネス(27)のPKを止めると、その後はシュート27本、枠内シュート12本と浴びながらもスーパーセーブを連発。チームは0-1で敗れたものの、MOMに選出。『Sofa Score』では10点満点中「9.3」と、両チームあわせて最高評価を与えられている。
カタールW杯では代表メンバーに選ばれなかった中村航輔。欧州クラブに所属する日本人選手で唯一正GKを務めているだけに、日本代表復帰への期待が高まるばかりだ。
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