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鎌田大地がバルセロナ移籍熱望?独紙「ドルトムントなども高額年俸を…」

鎌田大地 写真:Getty Images

 アイントラハト・フランクフルト所属のカタールW杯日本代表MF鎌田大地(26)には、バルセロナ、トッテナム・ホットスパー、ボルシア・ドルトムントからの関心が伝えられている。そんな中、ドイツ紙『ビルト』が選手サイドの意向を報じるとともに、同選手の移籍先を予想している。

 鎌田大地はフランクフルトとの契約期間が来年6月までである中、カタールW杯開幕前に今冬残留を明言。しかしカタールW杯期間中にミランやローマなど複数クラブが移籍先候補に浮上。イタリアメディア『Sportitalia』が先月中旬に「鎌田大地はドルトムント移籍へかなり近づいている」と報じていたが、『フースバル』をはじめ複数のドイツメディアは否定的な見解を披露していた。

 一方でフランクフルトはすでに同選手に契約延長オファーを提示した模様。『ビルト』は今月はじめに「2026年6月までの3年契約、年俸250万ユーロ(約3億5000万円)から300ユーロ(約4億2000万円)+ボーナス」とオファー内容を報じていた。

 そんな中『ビルト』は、鎌田大地の今季終了後のフリー移籍は確実だと主張。「鎌田大地はフランクフルトを離れて、新たな挑戦をするという目標を持っている。この日本代表選手はステップアップ移籍を熱望しており、26歳にしてそのタイミングが来たと感じている」

 「フランクフルトの契約延長オファーを受け入れた場合、将来的にこのような魅力的なオファーを再び受けることはないだろうと予想している」と、同選手の意図を探っている。

 くわえて「彼の代理人は選手がフリーになるため、(移籍先のクラブと)太いパイプを構築することが可能だ。代理人はフランクフルトのみならず、他のクラブとも集中的に交渉している」と同選手の代理人の動きをリポート。

 そして「鎌田大地はバルセロナへの移籍を望んでいるのか?」とした上で「バルセロナ、トッテナム、ドルトムントから金銭面で魅力的なオファーが届くはずだ。もはやこのポーカーゲームでフランクフルトにチャンスはない。あとは、鎌田大地がどのクラブへ移籍するかだけである」と綴っている。