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フランクフルト鎌田大地にトッテナムがオファー!2倍の年俸提示か

鎌田大地 写真:Getty Images

 アイントラハト・フランクフルト所属のカタールW杯日本代表MF鎌田大地(26)は、バルセロナやボルシア・ドルトムントなど複数クラブから関心を寄せられている。そんな中、トッテナム・ホットスパーが同選手に対して高額年俸によるオファーを提示したようだ。4日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。

 鎌田大地はフランクフルトとの契約期間が来年6月までである中、カタールW杯開幕前に今冬残留を明言。しかしカタールW杯期間中に複数クラブが移籍先候補に浮上するなど、同選手の去就に注目が集まっている。

 また『ビルト』は今月2日、フランクフルトが「2026年6月までの3年契約、年俸250万ユーロ(約3億5000万円)から300ユーロ(約4億2000万円)+ボーナス」という条件で鎌田大地に契約延長を打診したと報道。

 しかし「フランクフルトの提示条件に鎌田大地がクラブに忠誠を誓うかというと、疑問が残る。より年俸面で有利なオプションがある可能性が高い。ドルトムントやトッテナム、バルセロナといったビッグクラブが興味を示しており、高額年俸を提示することが可能だ」

 「そのためフランクフルトは鎌田大地の慰留にほとんどチャンスがないと見ているだけだという。彼は次のステップを踏み出したいと考えており、26歳という年齢はまさに適齢期だろう」とし、鎌田大地の引き留めは極めて難しいとの見解を示していた。

 すると『ビルト』は4日になって「トッテナム・ホットスパーが(フランクフルトの契約延長オファーの)倍額を提示した」と報道。「年俸600万ユーロ(約8億4000万円)という提示額がトッテナム移籍の決め手になる可能性がある」と主張した上で、鎌田大地の意向について「フランクフルト残留を望んでいない」と綴っている。

 なおスペイン国内の複数メディアは、セビージャも今季終了後の鎌田大地獲得を目指していると報道。バルセロナもマンチェスター・シティ所属のポルトガル代表MFベルナルド・シウバ(28)の獲得を諦めて鎌田大地にターゲットを切り替えたとみられている。