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アイントラハト・フランクフルト所属のカタールW杯日本代表MF鎌田大地(26)は、ボルシア・ドルトムントやバルセロナ、トッテナム・ホットスパーなどへの移籍が噂されている。そんな中、ドイツ紙『ビルト』はフランクフルトの提示した契約延長オファーの内容を報道。現地では同選手のフランクフルト退団が濃厚との見方が広まっているようだ。
鎌田大地はフランクフルトとの契約期間が来年6月までである中、カタールW杯開幕前に今冬残留を明言。しかしカタールW杯期間中に複数クラブが移籍先候補するなど、同選手の去就報道が過熱。フランクフルトのマルクス・クレシェSD(スポーツディレクター)は同選手に契約延長のオファーを提示したことを明かした上で、大幅な年俸アップや今年1月で放出する可能性を否定した。
そんな中『ビルト』は「鎌田大地は今季終了後にフランクフルトを去ることが示唆されている。しかしフランクフルトは彼と契約延長するために、あらゆる手段で戦っている」とした上で、フランクフルトのオファー内容を特集。
これによると、フランクフルトは「2026年6月までの3年契約、年俸250万ユーロ(約3億5000万円)から300ユーロ(約4億2000万円)+ボーナス」という条件で契約延長を打診したとのこと。ドイツ代表GKケビン・トラップ(32)やMFマリオ・ゲッツェ(30)についでチーム内3番目の高給取りになるという。
しかし『ビルト』は「フランクフルトの提示条件に鎌田大地がクラブに忠誠を誓うかというと、疑問が残る。より年俸面で有利なオプションがある可能性が高い。ドルトムントやトッテナム、バルセロナといったビッグクラブが興味を示しており、高額年俸を提示することが可能だ」
「そのためフランクフルトは鎌田大地の慰留にほとんどチャンスがないと見ているだけだという。彼は次のステップを踏み出したいと考えており、26歳という年齢はまさに適齢期だろう」と主張。フランクフルトのオファー内容が金銭面で慰留するには不十分であると指摘している。
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