Jリーグ 移籍

J1クラブが元U17ブラジル代表FW獲得交渉進める。レンタルでオファーか

Jリーグの試合球 写真:Getty Images

 ブラジル1部セアラーSC所属の元U17ブラジル代表FWジョアン・ビクター(18)は、明治安田生命J1リーグ所属クラブへ移籍する可能性があるようだ。27日、ブラジルメディア『Canal do Vozao』が報じている。

 身長167cmで両利きのビクターは、現在セアラーSCのU20チームに在籍。左ウイングを主戦場としながら前線の複数ポジションでプレーしている。また2021シーズンにトップチームで5試合に出場したほか、今季もブラジル1部リーグ8試合でベンチ入りしたほか3試合で途中出場。U17ブラジル代表選出経験もあるなど、有望株として期待を寄せられている。

 『Canal do Vozao』は「ビクターはセアラーSCサポーターから注目される中、ついに来季の去就が明確になるかもしれない」とし、J1所属クラブが同選手獲得にむけてクラブ間交渉を進めていると報道。これによると、J1クラブはレンタルでの獲得を目指しているほか、一定の条件を満たした場合に発動する買い取り義務も盛り込まれる可能性があるという。

 なおドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、ビクターとセアラーSCの契約期間は2025年12月までとのこと。同選手の獲得を狙っているクラブ名が明らかになっていないだけに、ブラジルメディアによる今後の報道に注目が集まる。