かつて明治安田生命J1リーグ・ガンバ大阪に在籍していたFW中村敬斗(22)は、現在オーストリア1部LASKリンツで活躍。カタールW杯日本代表DF板倉滉(25)擁するボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)やMF三笘薫(25)所属ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCからの関心が伝えられる中、攻撃面でオーストリア1部リーグ内トップのデータを記録しているようだ。
中村敬斗は昨年8月、ガンバ大阪からLASKリンツへ完全移籍。昨年11月から出場機会を確保すると、今季はここまでオーストリア1部リーグ戦で16試合中15試合に先発出場して8ゴール5アシストをマーク。左ウイングでレギュラーに定着するとともにゴールを量産している。
オーストリアメディア『Sportreport』は24日、今季ここまでオーストリア1部リーグ戦で放ったシュート本数のデータを公開。これによると、中村敬斗のシュート本数は「50」であり、2位に6本差をつけてトップに立っているという。
そんな中村敬斗は今年8月、LASKリンツと2025年6月までの契約延長で合意。しかし英メディア『フットボール・インサイダー』は先月はじめに、ブライトンが同選手の獲得を狙っていると報道。移籍金300万ポンド(約5億円)で獲得可能と見解を示していた。
またフランスメディア『Jeunes Footeux』は先月下旬、ボルシアMGが中村敬斗に関心を寄せていると伝えた一方で「現時点では単なる関心だ。ボルシアMGが来年1月に中村敬斗の獲得に動くとは言っていない」と主張。
ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』で同選手の市場価値が400万ユーロ(約5億8000万円)と見積もられていることに触れた上で、「LASKリンツがこの値段で彼を手放すことに同意するか定かではない」と見解を述べていた。
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