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チェルシー、ライプツィヒDF本命も移籍金高騰でモナコDFに切り替え?すでに交渉中

ブノワ・バディアシル 写真:Getty Images

 チェルシーが、モナコに所属するフランス代表DFブノワ・バディアシル(21)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『アスレティック』が報じた。

 昨夏にライプツィヒに所属するクロアチア代表DFヨシュコ・グバルディオールと個人合意に至るなど、左利きのセンターバックを狙っているチェルシー。グバルディオールへの関心は継続しているというが、カタール・ワールドカップなどでの活躍もあり価値が上がっているため、チェルシーは別の選択肢検討を余儀なくされているという。

 その候補として、日本代表MF鎌田大地や元日本代表MF長谷部誠も所属するフランクフルトと来夏に契約満了を迎えるフランス人DFエバン・エンディカやレバークーゼンに所属するエクアドル代表DFピエロ・インカピエにも関心を寄せるなかで、現時点ではバジアシーレの獲得を優先している模様。チェルシーはモナコと交渉をスタートさせており、移籍金3500万ユーロ(約49億5000万円)前後で今後数週間以内に加入が決まる可能性があるようだ。

 今年9月にフランス代表デビューを飾るなど、A代表で2キャップを刻むバディアシルは、モナコ下部組織出身で2018年にトップチーム昇格。194cmの体躯や足元の技術に優れたセンターバックで、今季はここまで公式戦16試合に出場して2ゴールを記録している。