
32か国中9位
12月19日にFIFAが発表したカタールW杯に出場した全32か国の最終順位で、日本は9位となった。2勝1分1敗(90分終了時のためクロアチア戦は引き分け扱い)で、ベスト16となった国の中ではトップである。この結果を見ると、余計にベスト8まであと1歩だったと実感できるだろう。
ただ、実は日本が9位となるのは初めてではない。2010年に行われた南アフリカW杯。この時はグループリーグでカメルーンとデンマークに勝ち、オランダには敗れ、決勝トーナメント1回戦でパラグアイにPK戦の末に敗れて2勝1分1敗だった。
結果だけをみると、今カタールW杯の結果は12年前と変わっていないように見える。しかし、相手の自力は明確に異なる。今回はスペインとドイツに勝利し、最終的に3位となるクロアチアにPK戦の末敗退。目標の達成とはならなかったものの、日本は着実に進歩しているといえる。

ベスト8以上に向け欠かせないJリーグの成長
カタールW杯の日本代表26人のうち、海外でプレーする選手(海外組)は19人。Jリーグでプレーする選手は7人と少数派となった。だが、日本がW杯でベスト8、さらにベスト4以上へと進むには、Jリーグの成長が欠かせないだろう。
日本人選手が海外に移籍するまでの道のりは、大まかにわけて2通りある。Jリーグでプレーしたのち移籍するか、高校や大学を卒業するタイミングで直接移籍するかだ。カタールW杯の海外組19人は、その全てが前者。Jリーグでプレーして一定の実績を積んだのちに海外、それも欧州のリーグへ移籍した選手だった。
Jリーグは世界トップレベルのリーグでは決してないが、近年の成長は著しい。欧州の各リーグと大きな差があった強度も、大幅に改善されつつある。Jリーグで経験を重ねた選手たちが欧州の各リーグへ移籍することで、日本代表の競争は激化し強化へと繋がる。強豪国はいずれも自国のリーグのレベルが一定以上あり、ベスト8以上に進むためにJリーグの成長は欠かせない。
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