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横浜FC、ベトナム代表の元水戸FWフリー獲得か!元栃木ユウリも加入へ

グエン・コン・フォン(写真左) 写真:Getty Images

 J1昇格組の横浜FCは、元栃木SC所属選手のブラジル人MFユウリ・リマ・ララ(28)やブラジル2部ロンドリーナECで今季までプレーしていたブラジル人FWカプリーニ(25)につづき、元水戸ホーリーホック所属選手のベトナム代表FWグエン・コン・フォン(27)も獲得したようだ。14日、ベトナムメディア『The Thao Van Hoa』が報じている。

 身長168cmで両利きのグエン・コン・フォンは2016シーズンに水戸ホーリーホックでプレーしたほか、2019年には韓国1部・仁川ユナイテッドやベルギー1部シント=トロイデンVVに在籍。2020年にベトナム1部ホーチミン・シティFCへのレンタル移籍期間を終えて、ベトナム1部ホアンアイン・ザライFC(HAGL)に復帰している。

 またHAGL所属の今季は、トップ下や右サイドなどで出場機会を確保。AFCチャンピオンズリーグ東地区グループステージでは全6試合で先発出場したほか、横浜F・マリノス戦でアシストをマークするなど結果を残していた。

 くわえてベトナム代表では通算50試合に出場。今年3月29日のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選の日本戦では先制ゴールをアシストし、ベトナム代表の勝ち点1獲得という波乱を演出していた。

 そんなグエン・コン・フォンの去就についてはベトナムメディア『オンスポーツ』が今月13日、契約満了によりHAGLを退団すると報道。J2リーグ所属クラブへの加入で合意に達していると伝えていた。

 すると『The Thao Van Hoa』はグエン・コン・フォンの移籍先が横浜FCであるとし、2年契約締結で合意していると報道。現在同選手が怪我からのコンディション回復に努めているほか、近日中にも来日することもあわせて伝えている。

 ベトナム代表は今月14日、水戸ホーリーホック所属DFタビナス・ジェファーソン(24)擁するフィリピン代表相手に1-0と勝利。今月21日からAFF三菱電機カップ(東南アジアサッカー選手権)に臨むが、『The Thao Van Hoa』は「グエン・コン・フォンは怪我の影響により、間違いなく欠場する」と伝えている。

 なお元栃木SC所属選手のユウリについては、今月13日にブラジル1部昇格組ヴァスコ・ダ・ガマを契約満了により退団することが正式決定。『ランセ』をはじめブラジル国内の複数メディアは、ユウリの移籍先が横浜FCであると報じている。