
森保一監督率いる日本代表は5日、FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)決勝トーナメント1回戦でMFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)擁するクロアチア代表と対戦する。この一戦を前に、元サンフレッチェ広島所属選手でクロアチア人のダリオ・ダバツ氏が森保ジャパンの戦術に言及。ミハイロ・ペトロヴィッチ北海道コンサドーレ札幌監督の影響を受けていると指摘した。3日、クロアチアメディア『Germanijak』が伝えている。
森保一監督はかつてサンフレッチェ広島トップチームコーチとして、ペトロヴィッチ監督に従事。2012年からペトロヴィッチの後任としてサンフレッチェ広島を率いると、3度のJ1リーグ優勝など実績を積み重ねた。
またカタールW杯アジア最終予選では、ほぼ全試合で4バックシステムを採用。しかし今年9月のアメリカ戦や先月17日のカナダ戦で時間帯を限定して3バックシステムを試行。ドイツ戦では後半キックオフからDF冨安健洋(アーセナル)を投入して4バックシステムから3バックシステムへ変更したことが功を奏し、逆転勝利を呼び込んでいた。
そんな森保一監督の采配には、かつて2006シーズンから3年間サンフレッチェ広島でプレーしていたダリオ・ダバツ氏も関心を寄せている。
同氏は『Germanijak』のインタビューで「カタールW杯で日本代表の採用している『3-4-2-1』や『5-4-1』のシステムは、実はミハイロ・ペトロヴィッチが日本で最初に導入したものなんだ。日本では元々3バックシステム採用がほとんど考えられていなかった。だけどペトロヴィッチが導入したことによって、日本サッカー界が進歩したんだ」
「森保一監督だけでなく、今の日本代表のコーチングスタッフにも過去にペトロヴィッチと一緒に仕事した優秀な人材がいる。(3バックシステム導入という)新しい考え方で日本サッカー界に変化をもたらしたのがペトロヴィッチであり、その後すべてがアップグレードされた」と、森保ジャパンの根幹にペトロヴィッチの存在があると主張。
「日本代表は戦術面で最大の進歩を遂げている。今の日本代表は非常に組織的で規律正しい。ドイツ戦やスペイン戦でその特徴がピッチに反映されていた」と、日本代表が快進撃を続けている理由もあわせて述べている。
なおダバツ氏はクロアチア1部イストラのスポーツディレクター(SD)を務めたほか、現在はHNKシベニクのSD職として活躍。イストラ在籍時にFC東京からFW原大智を獲得したほか、HNKシベニクでは当時FCティアモ枚方からセレッソ大阪へ期限付き移籍中だったMF新井晴樹(24)の獲得に成功。日本サッカー界とのパイプ役として奮闘している。
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