森保一監督率いる日本代表は27日、FIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ第2戦でコスタリカ代表相手に0-1と敗れた。MF三笘薫（ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC）はドイツ戦につづきコスタリカ戦でも後半途中からピッチに立ったが、同選手の起用法には日本国外から疑問の声が沸き起こっている。
三笘薫は23日のドイツ戦で後半途中からピッチに立つと、左サイドで機能。攻撃陣を活性化させて逆転勝利に貢献したため、コスタリカ戦での先発出場が予想されていた。しかし森保一監督はコスタリカ戦で左サイドハーフにMF相馬勇紀（名古屋グランパス）をスタメン起用。三笘薫は後半16分、DF山根視来（川崎フロンターレ）にかわって途中出場したが、コスタリカ代表のマンツーマンディフェンスに苦戦。試合終了間際に左サイドをドリブルでえぐりペナルティエリアに侵入したものの、ゴールに結びつくことはなかった。
すると試合終了間際に、リバプールの専門サイト『The Anfield Wrap』の記者が「三笘薫はドイツ戦で試合の流れを一気に変えたわけだし、今日（コスタリカ戦で）も日本代表選手の中で最も輝いていた。なぜ彼が先発出場しなかったのか、分からない」とツイートするなど、森保采配に疑問を投げかけた。
また英紙『ミラー』の記者は「三笘薫のプレーを見るたびに思うが、ブライトンでも日本代表でも彼はピッチ上で傑出した選手だ。彼はスター選手になるだろうし、ブライトンによる素晴らしい選手獲得がまたひとつ証明された」と綴っている。
なお日本代表はコスタリカ戦敗北により、来月2日のスペイン戦で敗れるとグループリーグ敗退が決まる。W杯優勝候補スペイン代表との一戦を前に、森保ジャパンが窮地に立たされている。
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