
J1覇者の横浜F・マリノスはアンジェ・ポステコグルー監督をセルティックに引き抜かれたほか、昨季終了後にはFIFAワールドカップ・カタール大会の日本代表FW前田大然(24)もセルティックへ移籍。ケビン・マスカット現監督にもスコットランド1部レンジャーズ行きの可能性が取りざたされたが、今冬流出は避けられる見通しであるようだ。22日、英紙『デイリーエクスプレス』が報じている。
マスカット監督の古巣であるレンジャーズは、2020/21シーズンにスティーブン・ジェラード監督のもとリーグ制覇。昨年11月にジェラード監督がアストン・ビラへ引き抜かれると、ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト氏を招へい。昨季はセルティックにリーグタイトルを譲った一方、UEFAヨーロッパリーグで準優勝と結果を残していた。
しかし今季はリーグ戦15試合終了時点で首位セルティックに9ポイント差をつけられているほか、UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージを6戦全敗で終了。クラブはFIFAワールドカップ・カタール大会開催による中断期間を迎えたタイミングでファン・ブロンクホルスト監督の解任を公式発表した。
英紙『ザ・スコッツマン』はファン・ブロンクホルスト監督の後任候補にジェラードや元バーンリー監督のショーン・ダイチ、マスカットなど5名をリストアップ。
英紙『デイリーレコード』もマスカットを後任候補に指名した一方で「マスカットは以前、ポステコグルーを師匠として慕っていた。彼がレンジャーズの監督に就任すれば、セルティックとのダービーマッチでは師匠対弟子というレッテルを突きつけられる可能性が非常に高くなる」と懸念材料も指摘していた。
そんな中『デイリーエクスプレス』は、日本代表DF吉田麻也(34)やFW南野拓実(27)の指導経験を持つラルフ・ハーゼンヒュットル、浦和レッズ所属FWキャスパー・ユンカー(28)をFKボデ・グリムトで指導していたヒェティル・クヌートセン、ケビン・マスカットの3名がレンジャーズの次期監督候補から外れたと報道。
現時点ではドルトムント元監督のピーター・ボスや、ボローニャで日本代表DF冨安健洋(24)を指導していたシニシャ・ミハイロビッチらが候補に含まれているという。
なおマスカットは2002年7月から1年間レンジャーズでプレー。現役引退後はオーストラリア1部メルボルン・ビクトリーでポステコグルー監督のもとコーチを務めていたほか、2013年にはポステコグルーのオーストラリア代表監督就任に伴い、メルボルン・ビクトリー指揮官に昇格。ポステコグルーのセルティック監督就任に伴い昨季途中から横浜F・マリノスを率いると、今季のJ1リーグで優勝。横浜F・マリノスは先月25日に同監督の来季続投を公式発表していた。
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