J2降格決定の清水エスパルスに所属する元日本代表MF原輝綺(24)は、MF川辺駿(27)やDF瀬古歩夢(22)ら擁するスイス1部グラスホッパー・クラブ・チューリッヒへ移籍する可能性が報じている。同選手の海外挑戦の可能性に対しては好意的な意見が数多く上がっている。
原輝綺はアルビレックス新潟やサガン鳥栖をへて、昨季から清水エスパルスでプレー。今季も序盤から右サイドバックでレギュラーに定着すると、ゼ・リカルド監督就任後もコンスタントに出場。J1リーグで21試合にスタメン出場したが、J1残留争いを強いられる中でのラスト2試合では出番がなかった。
また年代別日本代表での招集経験も持っており、2019年のコパ・アメリカには東京五輪メンバー候補のひとりとして参戦。ただ怪我の影響で東京五輪日本代表メンバーから外れると、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選やE-1選手権(旧東アジアサッカー選手権)でも招集されていない。
そんな中、原輝綺に海外移籍の可能性が報じられると「これは楽しみ!」、「川辺駿や瀬古歩夢とチームメイトか!」、「清水から世界へ!」といった声が上がっている。また清水エスパルスがJ2降格となっただけに「J1クラブに引き抜かれるより全然マシ」、「個人昇格じゃなさそうで良かった」といったコメントも寄せられている。
なおグラスホッパーは今季、スイス1部リーグで首位ヤングボーイズから15ポイント差の7位につけている。またグラスホッパーの経営権は2020年4月に香港企業『Champion Union』の手に渡っており、『Champion Union』の代表者の夫がウルバーハンプトン・ワンダラーズのオーナーを務めている。そのため川辺駿のウルバーハンプトン移籍報道では、両クラブの関係性に注目が集まっていた。
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